奇跡の偶然

たんに偶然として片づけてしまうにはあまリにも符合することばかりで、どう考えても偶然の一致とは思えなくて、そこには「何か」がありそうだとしか思えない、そんな「現象」にあなたも出くわしたことがあるだろう?

たとえば、受話器を手に持った瞬間に、ちょうど電話しようと思っていた相手からかかってきたとか、頭のなかで好きなメロディーをハミングしていたら、たまたまつけていたラジオからその曲が流れてきた。

あるいは、支払期日が迫って切羽詰まっていたときに、それをちょうどまかなえるだけの金額が、何らかの方法でもたらされた…。

このような瞬間を、「単なる偶然の一致」と言ってすませることはできるだろうか。もちろん、そう言うこともできるだろう。しかし、統計学的手法では計算が不可能なほど最高のタイミングでそれが起こったとき、何も感じないままでいる人間はいないのではないだろうか。

では、ここでひとつ素晴らしい偶然の一致の例を紹介しよう。

デイビッドという男性がジョアンナという女性に恋をした。彼は彼女にすっかり夢中になったのだが、結婚には踏み切れずにいた。しかし、ついに意を決し、彼女にプロポーズすることにしたのである。まだためらいはあったが、結婚を決意した日の朝は、目覚めた瞬間から穏やかな気持ちに包まれ、万事がうまくいくような予感がした。

デイビッドは公園でピクニック用の毛布をしき、プロポーズの、言葉を口に出そうとした。するとちょうどその瞬間、広告の旗をなびかせた飛行機が、ふたりの上空に飛んできたのある。

ジョアンナが空を見上げ、「旗にはなんて書いてあるのかしら」と聞いた。あまり深く考えもせず、デイビッドは「僕と結婚してくれないか、って書いてあるよ」とつぶやいた。ふたりがじっくり旗を見てみると、なんと「ジョアンナ、僕と結婚してください」とほんとうに書いてあったのだ。

翌朝、地元の新聞に、ある男性がジョアンナというガールフレンドにプロポーズするため、公園の上空に飛行機を飛ばした、という記事が載っていた。

まさにどんぴしゃりのタイミングで、それがふたりの上空を飛んでいたのである。この素晴らしい偶然の一致は、デイビッドの将来に重要な手がかりを与えてくれる、まさに奇跡であった。

このような、シンクロニシティと呼ばれる"奇跡の偶然"が起きる確率は、いったいどのくらいあるのだろうか。それは誰の身にも起きるが、気づかれないまま見過ごされてしまうことの方が多いという。

すべては、シンクロニシティに出会ったとき、気づけるかどうかにかかっているのである。

感謝の波動がシンクロニシティを引き起こす!?

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